新卒で入社した企業で務めた、カフェチェーンの雇われ店長。当時の諸々を、フィクションを交えて描くエッセイ漫画です。PN「ぶちねこなみ」を使っています。
店長として働いて学んだこと、その②です。
私、本当は気が弱くないんです!それなのに女上司に言い返せなかった理由は、当時の私に「私が無かった」からです。
相手は理不尽な存在で、私が何をしたところで100%満足させることはできなかった。だから、私にとっての正解を、私が決めるしかなかったのではと思っています。
たとえば…
「自分の尊厳を守りたい」→ひどい発言には冷静に言い返す
「一定額お金を貯めたい」→テキトーに受け流す
「会社に貢献したい」→衝突覚悟で女上司のダメな所を質す
「休みが取れる生活したい」→転職
というかんじで、「どうしたい」を自分で見つけて、行動を選択するべきだった。
「どうしたい」があれば、行動が決まります。行動が決まれば、その障害とだけ戦い、他のことは無視できます。「どうしたい」がある人間は、強いのです。「どうしたい」があれば、相手はエネルギーを使ってそれを否定しないと、私の敵ではいられなくなるのですから。
逆に自分の中に「どうしたい」が無いと、身の回りのマイナスな出来事すべてが自分を攻撃しているように感じられてしまいます。ストレスがたまって自己肯定感が下がり、ますます自分が何をしたいかわからなくなる悪循環。
今の私はストレスを自覚したら、必ず「私はどうしたいの?」と自問自答します。そうするとだいたい、なーんだそんな気に病むことないじゃん!と思えてくるのです。